インプラント
今や日本でも人工関節の置換手術を受ける患者さんはとても増えています。
股関節や膝関節など身体の節々の疾患というのはとてもゆっくりと症状が進行していきます。それが慢性的に進んでいくのでつい加齢という理由にして見過ごしてしまいがちです。
しかしそれがどんどん悪化してしまうことがあります。時には強い痛みや熱が伴うということもあり、日常的な動作すら難しくなります。
人工関節の置換手術というのは傷ついたところを取り除いて人工関節に置き換えるものです。
股関節の人工関節では金属製のステムとボールとソケットが使われます。ソケットの内側は超高分子のポリエチレン製のライナーが嵌めこまれています。このライナーが軟骨の役目を果たしています。ボールをライナーに組み入れることによってスムーズな動きを実現することができます。もはや自分の本来の肉体とは何も違いがないほどです。
一方、膝関節の場合には変形性膝関節症や関節リウマチによって変形した股関節の表面を取り除いて置き換えます。関節のなめらかな動きを再現する大腿骨部と脛骨部、膝蓋骨部によって作られています。大腿骨部と脛骨部は金属でできていて、軽小粒と膝蓋骨部の表面は耐久性に優れた丈夫なプラスチックによって作られています。